転職しました

前回の投稿からまたも2年以上...年に1回投稿を目標としようと思います。

さて、私事ですが転職をしまして昨年10月から新しい会社に勤めています。半年経って少し慣れてきたので重い腰を上げて久々にブログを書いています。 転職の関係で関東に戻ってきてるので関東近郊の方はまたよろしくおねがいします。

転職した理由としてはやりたいことが新たにできたのが大きなところです。自分が関わる自然言語処理関係はここ1年ほどは激動でしたしね。

前職ではとても良くしてもらい、非常に自由にやらせてもらっていたため感謝しかありません。 また大学院卒業前で就職先を探した頃はコロナ蔓延初期ということもあり、募集を止めている企業も多い中で拾ってもらった恩は忘れることはありません。

今回の転職はそんな居心地の良い会社からの転職だったので寂しさはあったものの、新たな環境で頑張っていこうと思います。 余談ですが、今回の転職先の上司の方が非常に穏やかで頼り甲斐のある方であり、我ながらいつも上司運を持ってるなあと感じています。どことなく前職の上司に雰囲気も似ている気がします。

なにが機密事項に当たるか分からないので相変わらず具体的なことは書けませんが、楽しくエンジニアを続けています。

P.S. 社会人バスケに所属してやっていたんですが、さすがに最近しんどくなってきてどうしようかなと思っています。別の運動系の趣味を作らなきゃと思っているのにプラモデル作りにハマり始めインドア派が更に進みそうです…

ではまた

2021年の振り返り

前回書いた記事から2年以上経ってしまってました。一度滞ると、書かなくなってだめですね…

まあこういう時期に書かないと一生書かないので2021年の振り返りとか近況でも。

大学院(修士)も2020年の9月に無事卒業し、その後10月から東京のある小さい会社でエンジニアとしてお世話になっています。 なので今の会社は在籍して1年と少しですね。

大学院の研究では全然結果が出せませんでしたが、当初の最低限の目標である卒業後にエンジニアになるという目標は達成できたのでまあ良しとしてます。

また、ありがたいことに大学院で勉強したことが今の仕事に大きく役立っているので大学院の頃の先生や先輩方には感謝しかありません。 とくに(日進月歩が激しい分野ということも有り)当時は正直面倒だなと思ってた基礎的な勉強や少し古い技術とされるものが一番役に立っているので、ちゃんと指導してくださったり勉強会を開いていただいていたのは本当にありがたいなあと思っています。

さて、卒業後入った会社ですが、 規模としては小さいものの業界ではわりと新しい分野を仕事としており、会社の人間関係も良好なため楽しくやらせてもらっています。 (ちょっと社名はSNS等では公表禁止とされているためここでは書きません。直接話したときなどに聞いていただくには構いません。)

またコロナの関係でフルリモートがしばらく続いており、東京にいても生活コストが高いだけなので地元に最近戻ってきて家で仕事やってます。 なので、もし地元に近いところにいる方は(コロナ次第でもありますが)よかったらご飯でも行きましょう。 (昔の知り合いのだれが今も地元にいるのかさっぱり分からず、一人一人聞いていくのもめんどい億劫になってます…)

と、ここまで書いて仕事のことは守秘義務が多すぎて大して書けることがないことに気づきました。

まあ書くことが大事ということで…

来年は趣味を増やしたいなあ…サバゲーとかやってみたい。どうやって始めればいいんだろ?

ということで 来年もどうぞよろしくおねがいします。

ではまた

社会人経験者でもインターンできるよという話

タイトルのとおりです.

大学院の夏休みを使って,3週間ちょっと東京の方でインターンしてきました. 学部時代にビジネスサイドのインターンはしたことありましたが,エンジニアとしてのインターンは初めてでした.
(僕は新卒で入った会社も事務方でした)

インターンというと,新卒の特権のように感じられますが,実際は学生であれば社会人経験があってもできるようです.

ただし,企業によって違うと思うのであくまで僕が受けた範囲なのと,人事面接がある場合は気にされることが多いようです.
(エンジニアの方との面接では気にされている印象はあまり受けませんでした)

ちなみに実際に社内で「インターンの〇〇です」と自己紹介すると,毎回
「ん?」
という顔をされました.
(その割には老けてるなあ・・・)
という心の声が聞こえてくるようです.
僕は昔から老け顔なので仕方ないですが....

その度 「あっ,一応社会人経験者で,年齢はあれなので・・・」という説明を繰り返していました.

外見が年相応な方や実際の年齢以上に見られやすい人はその点は気にしないでいきましょう.
(童顔の人は何も言わずに黙っておきましょう.別に嘘はついてないので大丈夫)

インターンしてよかったこと

良かったことはシンプルにエンジニアチームでの仕事の進め方が見れたのと,大きいデータベースを見て触れたことです.

1つ目のはエンジニアチームがどういうふうに仕事しているのかが見れて,ある程度イメージが持てたということです.
もちろん企業やチームによって仕事・プロジェクトの進め方は違うと思いますが,ビジネスサイドとはかなり趣が違うなーと感じました.

また大きなデータベースを見て,触れたことはすごくためになりました.

僕の研究では基本的にデータベースを使うことはありません. また個人でサービスを作ったときに触ったことはありましたが,小さなデータしか扱ってなかったため,大きなデータベースでの構造の例や注意点などがわかってよかったと思います.

特に僕の場合は純粋な新卒とは違うため,たとえインターンでも実サービスを触れたのは非常に意味のあることだったと思います.

インターンでやったタスクに関してはどこまで話してよいか判断がつかないので,割愛します.

インターン先の良かったこと

念の為,企業名は避けますが,とても自由な社風だったため,縛られることが嫌いな僕にとっては非常にやりやすかったです. 上下関係もかなり薄く,社員の方が役員にもばんばん意見していたのが印象的でした.

また住居もかなり良い場所に用意してもらえて,そのあたりの物件の間取りをネットで眺めていたほどです.

インターン先で好きになれなかったこと

基本的には満足度の高いインターンでしたので
あえて不満点を上げるとしたら,社内がフリーアドレスなことと周りのランチが高いことでした.

フリーアドレスは名前と顔を覚えるのが苦手な自分にとっては致命的でした... (これはインターンにかかわらず,新しく入社した人で辛い人は多いんじゃないかなあ...)

あとは場所的に周りのランチが軒並み高かったことです. 僕は短期間だったので良かったですが,社員の人は地味に辛いんじゃないかなーと思いました.

なんやかんやありましたが,楽しい3週間でした.
準備していただいた方や受け入れた会社・チームの方には感謝しかありません.

帰ってきて,現実に戻されたようです.
研究しないと......

ではまた

ショートカットを組み合わせたgoogle検索がめんどいので,スクリプトを書いた

Ubuntuに移行してからいつもgoogle検索するのに,
1. Ctrl + C
2. Chromeで Ctrl + T
3. Ctrl + V
4. Enter

っていう4段階(他のアプリの文字列を検索する場合はChromeに移動するの含め5段階)を踏むのが面倒くさいのでスクリプトを書きました. (Macだとアプリで設定できた)

環境はUbuntu18.04 LTSです.

まず適当な場所にオリジナルのショートカットキーのファイルを置くディレクトリを作成します.

ホームディレクトリに作る場合は

mkdir  ~/original-shell-script 

ディレクトリに移動して,ファイルを作成

cd ~/original-shell-script
touch choose-search.sh

choose-search.shファイルの中身は

#!/bin/sh
# choose-search 選択したテキストをChromeで検索する
STRING=`xsel`
echo "$STRING" | xsel --clipboard --input
google-chrome -new-tab "http://www.google.co.jp/search?q=$STRING"

※追記
コピーも同時にできるようにしました.(多分もっと楽な書き方ある)

デフォルトブラウザがfirefoxの方はgoogle-chromeの部分をfirefoxに変えてもらえれば大丈夫です.

で,Pathを通します.

export PATH="~/original-shell-script:${PATH}" 

実行権限をつけてあげます.

sudo chmod u+x choose-search.sh

最後に設定>キーボードから,ショートカットのタブを開き,カスタムショートカットの欄で好きなキーに割り当てれば完了です. カスタムショートカットのコマンドの欄には

/home/your-user-name/original-shell-script/choose-search.sh

としておけばOKです. デフォルトなどで設定されているショートカットとかぶらないようにしましょう.

あとは適当にテキストを選択して,割り当てたショートカットキーで検索できれば成功です.

ちなみにUbuntuでもxselが入っていない場合もあるようで,その場合はインストールしてあげてください.

sudo apt update
sudo apt upgrade
sudo apt install xsel

もうアプリとか作ってる人いるかなーと思って探したんだけど,うまいこと見つからなかったので書いてみました. ほんとはもっと機能詰め込もうと思ってファイルにしたので,追加しようと思う.

参考: http://yuzugosho.blog.fc2.com/blog-entry-5.html

ThinkPad X1 Carbon 2018でのUbuntu18.04の設定

f:id:hikaruy0805:20190520015257j:plain

買ったThinkPad X1 Carbonが届いて,Ubuntu 18.04 LTSを入れていろいろ設定したので備忘録として参考にしたサイトとか書いておこうと思う.

基本的な設定

基本的な設定はここを参考にした.

Ubuntu 18.04 LTSをインストールした直後に行う設定 & インストールするソフト

解決した問題

基本設定以外で設定した部分(メモとってないので覚えてる限り).

顔認証

GitHub - boltgolt/howdy: Windows Hello™ style facial authentication for Linux

ファンのコントロール

[ThinkPad X1]Ubuntu GnomeでCPUファンをコントロール – BOOLEE STREET.net

sudo apt install lm_sensors となっているが,正しくは sudo apt install lm-sensors

スリープの有効化とスリープ時のバッテリーの激しい消費の解消

  • BIOSの設定でConfigタブのSleep StateをWindows10をLinuxにする.
  • BIOSの設定で Thunderbolt BIOS Assist Mode を Enabled にする

下の2つの設定もやったけど,上の2つの方法だけでもいいかも.

  • grubの書き換え
sudo vi /etc/default/grub

# GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash" の部分を下に変更
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash acpi.ec_no_wakeup=1"

sudo update-grub
  • 最適化ツールを入れる

これはイマイチ効果があるかわかってない

### バッテリー最適化ツール
sudo apt-get install powertop

### Ubuntuの電力を実際に最適化するツール
sudo add-apt-repository ppa:linrunner/tlp
sudo apt-get update
sudo apt-get install tlp tlp-rdw

### ツール起動
sudo tlp start

ログイン後にパスワードがまた聞かれる問題

これはセキュリティ的にいいのかなあ?という感じ

Chrome(Chromium)で毎回出るキーリングのパスワード入力画面を消す (再掲載) : PERI-PERI Sauce

USキーボードでAltで日本語入力の切り替え

これはいろいろな記事があるけど下のやり方が一番シンプルな気がする

Fcitx 設定 > 全体の設定 > 入力メソッドのオンオフ を Lalt Raltに設定

キー配置の入れ替え

Superキーが左Ctrlの近くに位置しているために,ショートカットでCtrlを押したいのにSuperキーを押してしまってランチャーが開いてしまいイライラする現象が多かった.
なのでSuperキーをCtrlキーに,ほとんど使わないFnキーをSuperキーにした. (これは自分の環境下でのキー配置の設定) 実際はここを参考に

https://www.komee.org/entry/2018/10/24/150000 https://qiita.com/macinjoke/items/746c0c0adb74cfdeb9e7

xmodmap -e 'keycode 151 = Super_L'  
xmodmap -e 'keycode 133 = Control_L'

ディアルディスプレイの設定

僕が持ってるディスプレイは解像度が低いので,TWEAKSでPCの解像度を下げる→サイズ調整をデフォルトの200%から100%にして対応した.
多分他にも方法あるのだけど,いまいちうまく行かなかったのでとりあえずこうした.

まだ解決していない問題

指紋認証は今のところ対応してない

だいたいは指紋認証は使えないと書いてあるのだけど,たまに使えると書いてる人もいていろいろやってみた. 結局,ここを見ると今のところ対応してないみたい.

https://wiki.archlinux.org/index.php/Lenovo_ThinkPad_X1_Carbon_%28Gen_6%29#WWAN/LTE_GUI

音声周り

Macを使ってたのでiPhoneについてくるイヤホンとかAirpodsとか設定しようとしてみたんだけど,マイクは使用上仕方ないとしてイヤホン(出力)も不安定な感じ. 別でイヤホン買ったほうが早いのかなあ・・・

メールクライアントの選定

メールクライアントはGearyを入れてみたんだけど,Macで使ってたSparkに比べるとう〜ん.という感じ.慣れてないだけかなあ?

MacからLinuxにしてみて

まだ慣れてないところとアプリによっては少し不安定なところを除けばすごく軽くて使いやすい.

いろいろ自分でカスタマイズできるのは楽しいなあと思う.

ただMacタッチパッドは相当優秀だったんだなということがわかった.

似たように使える設定もしてみたけど,結局ショートカットとかで操作したほうが楽そう.

Macが嫌になってThinkpad(Linux)にする話

前に記事書いてから半年以上経ってしまっていた。ブログタイトル変えたのは正解な気がする。

Thinkpadを買った。カスタマイズしたのでまだ届いていなくて、ホントは届いてから書こうと思ったんだけど、たぶん環境構築とかで時間取られて書かなさそうなので届く前に書くことにした。

今まで大学で支給されるMacを使ってたんだけど、理由ができてPCを買うことにした。 変える理由は

  • 支給されてるMacだとたまにフリーズする
  • たまに動作チェックとかで使えなくなる
  • 長期的に大学から持ち出すときには申請が必要

だから。

そもそも大学でMacが支給されるだけでうちは恵まれてるのはわかってるんだけど、たまにフリーズするのはつらい。 計算とかは別に計算機があるので困らないんだけど、ぼくはブラウザいっぱい開くし、アプリケーションもけっこう同時に使うのでたまにフリーズしてしまう。 (他の人はフリーズしたことないと言ってる人もいるのでぼくの使い方が悪いだけ)

もう一つは動作チェックが時たまあることと長期的な持ち出しには申請がめんどくさそうなこと。これは支給PCだから当たり前で、むしろうちの大学の支給PCはアプリのインストールとかかなり自由なので、寛容なほうだと思う。

まあつまり、買うのは完全に個人的な理由です。

で、タイトルの、なんでMacではなくてThinkpadにしたかというと

  • Mac高い
  • 最近のMacが微妙な気がする

から。

昔よりは安くなったのかもしれないけど、それでもMacは高い気がする。そこそこいいスペックのを買おうとすると、けっこうな出費になってしまう。

そんで最近のMac、微妙な気がする。 OSアップデートすると致命的な脆弱性あったりするし。(これは昔もあったのかはしらない)

それでもMacはハード面が気に入ってたんだけど、スペック良いノート買おうととすると必ずTouchBarついてくるし(←いらない)、USBはType Cしかないし。キーボードは壊れるし。 Macはハードは完成されてる感あったんだけどなあ・・・

ということでThinkpadにしました。Windowsは開発にはつらそうなので、Linuxにするつもり。支給されてるMacはプレゼンとか用のサブ機にするかなあ。

でもLinuxをちゃんと使うのは初めてなので、どこかで挫折するかもなあ・・・

2日ほど支給PCが使えないみたいなので、昔買ったラズパイで遊んでみようと思う。

【IT先進国】フィンランド、エストニア、ラトビアに行ってきた

NAISTに入学する前にどっか遊びに行こうかな〜と考え、前々から気になっていたエストニアに行くことにした。

エストニアに行くにはフィンランド直行の便に乗り、エストニアまで船で行くのが良いみたいなので、フィンランドも観光していくことにした。

フィンランド (ヘルシンキ)

ヘルシンキフィンランドの首都。とてもきれいな街で、物価はヨーロッパで最高レベル。食べ物は・・・日本人の口には合わないかも。

Linuxの生みの親、Linusの故郷でもあり、少し前まで携帯で全盛を誇っていたNokiaフィンランド生まれ。 人口が少なく、かといって資源がないのに経済が豊かな国はITが強い国が多い。というかそれしか方法がないのだと思う。

北欧らしく、愛想笑いみたいなのは一切ないので冷たく見えるが話してみるとみんな優しい。電車も静か。

日本人ににてるなあと思う瞬間もちらほらある。ただ背の高さは似てない。(2mくらいの人がそこら中にいる)

ヘルシンキツアー

Airbnbで個人的にツアーをしている人がいて、3時間ツアーを申し込んだ。6人までとのことだったが、結果的に参加者2名。 (2018/9時点でヘルシンキAirbnbの「体験」を行っているのはこの人だけなので検索すればすぐヒットする)

これは控えめに言って最高だった。 そのガイドの方はもともとトルコ出身なんだけど、ヘルシンキで博士まで採ったということでめちゃめちゃフィンランドの歴史や文化に詳しかった。 (たぶん一般的なフィンランド人より知ってる)

英語なのだけど、こっちに合わせてゆっくり目に話してくれるし、聞き返しても嫌な顔ひとつしないので、かなりおすすめ。

「3時間で約4000円」と物価の超高いフィンランドでは格安だと思う。最大でも6人のツアーで1対1になることも結構あるみたい。 今まで旅行ではなんとなく見ていた教会とかが歴史を踏まえると全然違って見えた。

色々聞いたけどびっくりしたのは

  • 国民の半分くらいは政府や国関連のビジネスに従事している。

どういうことかというと、公共交通機関のアプリのように国民全体で使うようなサービス(ソフト、ハード含め)は国手動で行うということ。もちろん企業間で競争させるし、政府もテクノロジーに明るいので、アプリひとつとってもすごく使いやすい。日本の政府が作るクソアプリとはぜんぜん違う。

  • ロシア人の皇帝の銅像ヘルシンキの重要な場所にどーんと立っている f:id:hikaruy0805:20180925114350j:plain ヘルシンキの中心部に何故か、ロシアの皇帝の銅像が立っている。これはかなり珍しいと思う。 かなり詳しく説明してくれてここで書き出すと長くなるので理由は割愛。

  • 首相などの重要人物が一般人扱い

官邸みたいなとこがあるんだけど、警備員も二人だけ。 朝に散歩とかしてるらしいけど、警備員もなしらしい。

「大丈夫なの?」と聞くと「フィンランドの政府関係者は一般人と違いはないし、ただの代表。そしてその体制にフィンランド人は誇りを持っている」 とのこと。なかなか珍しい国だ。

  • 観光客が殺到している教会は実はそこまで歴史的には重要な場所ではない。

一つ、観光客が殺到している教会があるんだけど、ガイドによると歴史的にあんまり重要な場所ではないらしい。 「見た目は確かに古い感じでいいんだけどねー」とのこと。

これ、最初知らなくて電車とかバスで混乱した。しかもフィンランド語はヨーロッパ人でもまず読めないらしい。

他にもあったけど割愛。ヘルシンキに行くときには是非オススメのツアー。 そのへんの旅行会社のより全然良いと思うよ。行きたいとこ言えば柔軟に変えてくれるし。

サウナ

f:id:hikaruy0805:20180928110641j:plain フィンランドと言えば「サウナ」ということで、最後の出発日に慌てて入りに行った。

僕が行ったところは観光客もよく来ているところで、サウナ自体は水着で男女混合ということ以外、あまり違いはないのだけど、 一つだけ違うのは「池が目の前にあってサウナのあとはそこで体を冷やすこと」

危ないので飛び込みは禁止だったけど、これがめちゃくちゃ冷たい。僕はもともとサウナが苦手なので結局いたのは30分ちょい。

エストニア(タリン、タルトゥ)

今回最大の目的地、エストニア。場所は首都のタリンと、精神的な首都(日本の京都みたいなもの?)のタルトゥに行ってきた。 性格は基本的にはフィンランド人と似てる感じ。 見た目静かそうだが話してみると良い人。食べ物は・・・この辺りで現地食は諦めだしてケバブとか食べてた。

発展途上の国

日本ではエストニアは「超電子国家」と言われたりするが、フィンランドに比べると正直そこまでかなーという印象。 ただポテンシャルは感じさせる。フィンランドが「完成された国」だとすると、エストニアは「これからの国」という感じかな? 物価はフィンランドの半分〜2/3くらいなので滞在はしやすい。

せっかくだからフィンランドのIT系の最高峰だという、タリン工科大学を見に行ったんだけど、土曜日だということをすっかり忘れていて、人がまばら。 大学訪問するなら平日にしましょう・・・。

通信環境が良い

さすがに電子国家というだけあって、そこらへんのwifiでもけっこうな速度が出る。 日本は通信インフラが強いのだけど、そこまでの違いは感じなかった。(というか人口が少ない分、ネット環境だけならエストニアのほうが上かな?)

ラトビア(リーガ)

少し時間があまりそうだったのでラトビアにも行ってみた。

バルト三国では一番発展した首都リーガを持つと言われるラトビア。人は上2つの国より少し陽気な感じ。

食べ物は3カ国の中で一番美味しかった。 (Airbnbのホストがアジア人を何度も受け入れたことがある人で、その人が勧めてくれたとこばっかり行ってたのもあるけど)

エストニアよりも観光向きという感じ。

全体的な感想

天気が悪い

たまたまかわからないけど、行ってる間ずーと降ったりやんだり。あと9月末なのにすでに10〜15℃くらい。冬は-20℃になったりするらしいので、冬に旅行はおすすめしない。

建物に入ればとても暖かいので、ヒートテックなどを着込むのでなく、羽織るものを中心にしたほうが良い。

街が趣がある

中世のヨーロッパの建造物がかなり残っているので(もちろん戦争である程度なくなったものもあるが)、街並みは綺麗。

道はレンガや石造りが多いので、キャリーケースは傷つくと思っていったほうが良い。

Final Fantasyみたいな世界かな? 天気いいともっと最高だったろうになぁ

英語がきれい

3カ国とも本当に英語がきれい。

これはもちろん教育のおかげでもあるんだけど、人口が少ないのでサービスを作る際に内需だけでは保たないという必然性もあるらしい。 若い人なら英語は通じると思っていい。

高齢社会

日本と同じようにお年寄りが多い。

にもかかわらず、エストニアのように世界から注目されている国もあれば、フィンランドのように一人あたりGDPが最高レベルの国もある。 何が違うかと言うと(完全に僕の意見だけど) 社会が子供の教育にお金を使っているかどうか の違い。

日本では「親が子供に金を使う」ことはあっても「社会全体で子供を支えるシステム」は足りていない。

これらの国はまさに「子は国の宝」を地で行っているなと感じた。 かと言って高齢者をないがしろにしているわけでもなく、福祉関連も手厚い。

日本は「家庭の問題はその親や子供の責任」という意識が強すぎる気がするけど、真似できるところは真似したほうがいいと思う。 こっちの人もいらないと言っている「サマータイム」なんか導入する前にね。

仕事に対する意識の違い

この辺りの国の人は危機感がとにかく強い。隣に大国があるし、人口も少ないのでとにかく独立精神が強い。会社が60歳まで潰れない保証なんて一切ないことを知っている。 中国などのアジアから学ぶことももちろん必要だけど、「少子高齢社会」として2歩も3歩も先をゆくこの国たちから学ぶことも多い気がした。

知識欲が貪欲

f:id:hikaruy0805:20180928111617j:plain これはフィンランドの話で他の国はわからないのだけど、フィンランドでは超立派な図書館が到るところにある。上の写真は小さな町の一角にあるやつ

本を一冊借りられると著者は25セント(だったかな?)得られるというシステムがあるので、政府が読書を推奨していることが分かる。

1人あたりの本の年間貸出数の平均は30冊らしい。

ちなみに日本人は社会人の年間平均読書冊数が3冊。。。。

Airbnb

Airbnbを海外で使ったのは今回が初めて。カウチサーフィンは学生の頃よく使っていたのだけど、精神的にはAirbnbのほうがだいぶ楽かな。

お金を介する分、あまり気を使わなくて良いのが楽。

カウチサーフィンは基本無料で善意で行っている方がほとんどなので、仲良くなりやすいし、めちゃめちゃいい人が多いのだけど、 その分、こっちからも何かしらの「価値」を提供しなきゃいけない。

とにかく現地の人と仲良くなりたいし、コミュニケーション力にも自身のある人はカウチサーフィン。

ある程度の距離感を持ちつつ、現地の人とコミュニケーションを取りたい人はAirbnbっていう感じかな?

ちなみにカウチサーフィンだと、一緒にご飯行くとだいたいこちらが奢ることになるので、金額的にはさほど変わらないことが多い。

今回、Airbnbを使ったのは全部で6ハウス。当たりは5/6でほぼ当たり。基本最高だった。

Airbnbで大外れ

最初だけ大外れで、まさかの紙がなかった。紙って?あの紙だよ!カミ!!!

トイレ入った瞬間に気づいて事なきを得たんだけど、ホストが旅行に行ってたので要求することもできず、結局20分歩いて買いに行った。

たしかに3日位前に「僕たち旅行行くから好きに使って。ヘルパーの人がもしかしたら物とか使っちゃってるかも」とメッセージが来ていた。

だけど「まあ無いって言っても、タオルとかシャンプーがないだけっしょ」くらいに見くびっていた。 (Airbnbの説明欄にはそれも用意してあるって書いてあったけどね!!)

さすがにムカついたので、Airbnbでのレビューを低くして理由も書いといたら、あとで「二度とくんな」とわざわざ個人的にメッセージが来た。

「行かねーよ!お前のとこなんて!二度と行くか!!!」と返しかけたが、不毛そうだったのでやめた。

こんなこと書くと誤解させそうだけど、他のところはすごく良かった。もちろんホテルより安いし、フレンドリーな人も多い。

旅行先でスーパーホストが空いてたら迷わずそのホストを選ぼう。たいして値段は変わらないのでケチらずに。

教訓:Airbnbでレビューがたくさんついているのに、「スーパーホスト」になってない人には要注意。

飛行機の中

名古屋から行きの10時間、飛行機の中では隣の方がとても気さくな人で、けっこうしゃべっていた。 なんでもイタリアで焼き物の個展を開くらしい。謙遜されていたが、すごい人オーラがビンビン出ていた。話しかけてみるもんだ。

写真って・・・

写真はあんまり撮ってない。。 だってgoogle検索したほうが絶対僕が撮ったやつよりきれいな写真だし。(←本音はめんどいだけ)

あとヘルシンキとかだと団体さんのバス観光があるんだけど、観光地で同じポーズ、同じ場所で何枚も撮るのどうなんだろう?

いや写真撮るのは良い。それは記念になるし良いと思うんだけど、同じ写真そんなにいる?

「心配しなくても、そんな1,2秒であなたの顔、変わんないよ?」

と言いたかったけど、がまんがまん。

やばい、最後のほう、文句ばかりになってしまった。

ヨーロッパは初めてだったけどすごい良かった。 とにかくフィンランドヘルシンキ)は乗り換え無しで日本から1本で行けるのでおすすめです。

ではまた